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2012年07月29日

バンドネオンが上手に成れない言い訳・・・

 久しぶりで、登山計画の無い週末です。
 ゆっくり起きて、朝からビールを飲んでゴロゴロしていても誰にも文句は言われなのですが、やはり、残りの人生をもう少し前向きに生きよう・・と会社の事務所でバンドネオンの練習をすることにしました。
 クーラーが効いた涼しい休日の事務所は楽器の練習には最適です♪
 「蒸し暑い休日は、登山なんかするより、よほど有意義だ♪」と嬉しそうでした。


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 ところが、未だに満足に弾けないおトしゃんは、バンドネオンのボタンを見ながらでなければダメなのです・・・
 と云う事は、バンドネオン側面のボタンを見るために背骨をS字に曲げて情けない恰好で弾くのです・・・
 当然の報いです・・・腰が痛くなり持病の腰痛がぶり返すのです・・

 ぁぁ・・どうしましょう・・・

 そうなのです・・・
 おトしゃんは12年前、登山で腰痛を改善したのです。
 今回は、大変残念ではあるがバンドネオンの練習より腰痛対策が大事、と判断したのです♪
 いつもの藻岩山で鍛錬するのです。

  
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 早朝の頂上は、空気が澄んでいて、秋の空の感じです。


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 遠くの恵庭岳、樽前山、イチャンコッペ山等々の山々が、皆、嬉しそうです♪
 おトしゃんも、清清しい光景の中に佇み、腰痛も忘れてしまいました♪ 


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 おトしゃんは、山に登りたかったのではない、と強調してました
 
 『
 ①バンドネオンの練習を試みる。
 ②しかし、下手ゆえ背骨S字の姿勢で弾くので、すぐに腰痛になる。
 ③しかたがないのでバンドネオンの練習を断念して、山を登ると腰痛は収まる。
  腰痛が収まるので → ①に戻る
 』

 これでは、ほとんど練習しないので、いつまでも上達しません。
 背骨が真っ直ぐの正しい姿勢で弾けるように上達しなければ、永遠にバンドネオンが弾ける様にならないのです・・・
  

 おトしゃんは、どうやらバンドネオンがさっぱり上達しない言い訳を見つけたようです♪

 
 
 


投稿者 choko : 20:13 | コメント (2)

2012年07月26日

シルバー料金適用・・・

 ぁっ!、 ここは何処なのでしょうか?
 昼なお暗い、半地下のような所です?

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 更に、奥に進むと狭い廊下に刑務所のドアようなものが並んでます?


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 ドアを開けて部屋の中に入ると、椅子やテーブル、そしてテレビの・ようなもの等が備えて有りました。


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 広さは一坪ほどの、独房のような部屋です?
 おトしゃんは持参した楽譜やバンドネオンをテーブルの上に置いて練習するのです?


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 おトしゃんは、子供の頃から素行が悪く、悪さをする度に狭い押入れに入れられて、お仕置きを受けた記憶がその後の人生のトラウマになって、今でも、暗く狭い空間には恐怖を感じるのです・・・早い話しが、閉所恐怖症なのです。それなのに何故、このような所に来たのでしょうか?

 実は、そうなのです。
 暑い季節になったので、お家に帰ったら窓を開けるのです。
 窓を開けてバンドネオンの練習をすると、バンドネオンの騒音が町内に鳴り響くのです。
 かと云って、クーラーの無いお家で、窓を閉めるとお部屋はサウナ風呂のようで暮らしてはいけません・・・

 と、云うわけで7月はバンドネオンの練習もしていないのです・・・
 
  したがって、涼しくて人様の迷惑にならない練習場所として、カラオケのお店に来てみたのです♪
 お店のヒトに、「楽器の練習でもいいのですか?」と聞いたら、ニッコリとOKでした♪
 カラオケ等とは付き合いの無いママ今まで六十余年生きてきたので、このような場所はおトしゃんにとっては秘境もような場所なのです。
 なんでも、珍しいのです。
 マイクを渡されましたが、歌うわけではないのでマイクも必要ありません。
 部屋の隅で、一人でモソモソと練習のような事をするのです・・・


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 お歌を歌って喉が渇いたら、ジュースやコーラも無料なのです!
 

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 料金を支払ってビックリしました!
 おトしゃんは、シルバー年代として認められ、割引の対象だったのです。
 なんと?学生さんと同じ扱いなのです!
 

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  ところで、練習になったのでしょうか?

 お家に帰ってからバンドネオンの練習をする時は、テレビを聞きながら、夕刊を見ながら、ホウレン草を茹でながら、ご飯を炊きながら、洗濯をしながら、メザシを焼きながら、もちろんビールも飲みながら・・バンドネオンをちょこちょこ触る・・・と、とっても忙しいのです。故に当然ですが、さっぱり習得できません!
 
 ここでは、時間分の料金を支払うので、元を取ろうと、それなりに練習するのです♪
 しかし・・・脳もシルバーに成ってしまったので 
 90円÷120円=75%
 一般のヒトの75%しか覚えられないのです・・・

 しかも・・・人生初めてのシルバー料金割引適用となったのが感無量で、その75%も全部忘れてしまいました♪


 


 


 


投稿者 choko : 16:28 | コメント (2)

2012年07月22日

おトしゃんは5年前の富良野岳を登っていたのです・・・

 
 皆んなで、ニコニコ富良野岳登山です♪
 おトしゃんとわたしには、ちょうど5年ぶりの富良野岳です♪


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 おトしゃんは、皆んなと離れて駐車場の隅っこの写真を撮っているのです?
 何もない手摺りの写真なのに?

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 実は、わたしが居たのです?
 何故か?ここに来たとたんに、おトしゃんは、あれからの5年の間の記憶が抜けてしまい、一瞬にして5年前の記憶に戻ってしまったのです?


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昔、わたしは、こうしておトしゃんを「こっちですよぉ・・・」と案内したものでした・・・
 
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 N支部長は、「あの時、この道をチョコが頑張って歩いていたねぇ~」と過去の事としてつぶやいてました。さすが、N支部長はおトしゃんとちがって正気なのです。

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 でも、おトしゃんには、どうしてもわたしが見えているのです・・・
 
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 登山道の石ころも5年前のママ、何も変わっていません・・・
 5年前に戻ったおトしゃんには、わたしがヨイショヨイショと登っている姿が見えても不思議では無いのです。

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 石ころゴロゴロの川原です・・・

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 あの時、おトしゃんは疲れて、わたし入りのバッグを背負うのが嫌になり、この谷間に、このままわたしを捨てていこうと考えていたようです・・・


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 それでも、気をとりなおし、わたしを担ぎながら頂上をめざしました。
 
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 富良野岳を見上げていたら、あの時、あのようにわたしを背負って、この同じ風景を見て歩いていた、あの感覚が、この時こうして歩んでいるのと同一の様な、わたしとおトしゃんのお互いの感覚がはっきりと戻ってくるのです・・・
 

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 9合目まで、頑張ったのですが、わたしもおトしゃんも疲れはて、登山道の横でお水を頂いて・・・のびてしまいました・・・
 
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 おトしゃんは突然、ここで立ち止まりました。
 ここが、5年前にわたしとおトしゃんがバテて座り込んだ岩の場所です・・・
 不思議な事に、おトしゃんはしっかり憶えていたのです♪
 左側の岩がトドの横顔みたいですね~。

 
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 こうして、ここの岩陰でおトしゃんと身を寄せあって皆んなを待ってました・・・
 
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 あれから・・・・・5年。

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 山は、なんにも変わっていません・・・


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 おトしゃんも、わたしも、なんにも変わっていません・・・
 でも今回、おトしゃんは、自分のおにぎりだけ作って、わたしのお弁当は用意しませんでした。
 あれから、いろいろと変わってしまったのを、やはり少しは解っているようです・・・

 あれから5年・・・・・これからの・・・・・5年後に、ここに佇むことはあるのでしょうか?


 
 


 

 
 

投稿者 choko : 15:02 | コメント (0)

2012年07月20日

お借りした機械だと云う事を忘れないようにブログに書いておこう♪

 アッ!これは何でしょう???

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 これこそが、今後のおトしゃんの生きる希望の素と云うか、味気ない生活から脱却出来るかもしれないダシの素のようなものに成る期待が大きい 『 書画カメラ 』 と云うモノだそうです。
 先日からおトしゃんが、カメラを使って、少しでも楽に本を読めたらいいなぁ~と拡大読書器のようなものを工夫していたのを見て、A先生がご自身の研究に使おうと考えて購入し、大事に大事に保管していた、この 『 書画カメラ 』 を、おトしゃんに「使ってみませんか?」と貸してくれたのです♪
 なんと云うおおらかなありがたいお心なのでしょうか・・・
 おトしゃんにモノを貸したりすると、そのママ何処かに消えてしまう事例が多多あるのに・・・です!

 さっそく、パソコンのディスプレイを接続して辞書をセットしてみました♪
 さすが、拡大画像を写す専用の機械です。
 明るさを調整可能なライトも付属してます。
 ピント合わせもボタン一つで自動的に合うのです。


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 新聞各社の中でも文字が比較的小さくて読むのが辛かった日経新聞も大きく表示できます。


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 嬉しい事に画像の白黒を反転する機能も備えてます。
 おトしゃんのまだ見える方の緑内障のお目目には、このブログのように黒地に白い文字(黄色はもっと良いが)が見やすいのです♪


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 お家のテレビにも接続出来ました。


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 この機械が有ると、晴れた日は山に登り、雨の日は読書を心掛け、『 晴登雨読 』 の生活が可能なのです。

 おトしゃんは、
 「
  お目目が辛くなって読書から遠ざかっている方々の参考になれるよう、これからの雨の日に納得のいくまで試用して、その後、感想を報告する。
 」
 と、悠長な事を言ってました。
 
 借りたものはテキパキと使って、サッと返却するという、良識がないのでしょうか?

 『 お借りした機械だと云う事を忘れないようにブログに書いておこう♪ 』 と表題を付けてますが・・・どうも?わざとらしいです?
 
 もしかして本当は、A先生が、おトしゃんにこの高価な機械を貸した事を忘れてしまうのを狙っているのではないのでしょうか?



 
 


投稿者 choko : 16:03 | コメント (4)

2012年07月17日

山で、超美味しい『蕎麦がき』を頂く♪

 
 先日、S本部長は「昔は、よく山で『蕎麦がき』を食べたねぇ~」と懐かしそうに言っていたので、3連休、最後の日は山で蕎麦がきを頂く日に決めて、おトしゃんはS本部長と山登りです。
 もう、仙人の領域に生きているS本部長は、ヒトの歩かない道を歩くのです。
 今日の道も獣道のような道です♪
 

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 何時も行っている札幌台が、深い谷の向こうに見えます♪
 特別、変哲も無い風景に見えるでしょうが、ここの場所は、なにせ、登山歴70年のS本部長が先月発見したと云う、秘境中の秘境ではないか?とおトしゃんは大喜びでした♪

 
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 不思議な事に、秘境中の秘境にも、宴会に適した場所が有ったのです♪


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 地べたにペッタンコして、つつましく、蕎麦がきとビールのミニ宴会です♪
 近年の登山宴会は、羊肉豚腸人参玉葱アスパラ南瓜等々食材が豪華絢爛贅沢になり、山に登って太って帰って来ると云う逆転現象が懸念されてました。
 今日は、非常食としても最適な、そば粉、必携のお水とガソリンストーブだけで、幸せなひと時を過ごせるのです♪
 こんな超単純な食材と道具で、お蕎麦屋さんのメニューにも無い、超美味しい蕎麦がきを頂けるのです。おトしゃんには一番嬉しい事なのです?

 

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 こうして地べたに座ってこうして蕎麦がきを頂いていると、大自然から祝福されているような感じがするねぇ・・・と喜んで周囲を見ていたら、なんと此処はワラビの大群生地だったのです♪
 写真のように、健康的&けがれなき姿の気立ての良いワラビが数千本も生えていたのです♪
 このワラビの大群は大自然がおトしゃん達に示してくれた好意ではないかと結論してました。でも、おトしゃんはこの好意を無視し、一本も採取しません・・・
 山菜蕎麦も好きなのですが、ワラビ等山菜を調理したことが無いのです。

 


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 前回も、今回も、公共交通機関利用登山調査隊と云う事でバスで帰るのです♪


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 「公共交通機関を利用していると、なぜかしら、とっても善良な市民に成ったような気持ちになる・・・」とおトしゃんは嬉しそうなのです・・・
 それは、公明正大にビールを頂けるからではないでしょうか???

 
 
 
 
 

投稿者 choko : 19:15 | コメント (4)

2012年07月14日

公共交通機関利用藻岩山登山調査♪

 休日の藻岩山登山は、定食のようなものなのです。いつもは自動車に乗って出かけ、サッと行ってパッと登ってスッと降りて、まるで工事現場に行ってサッサとお仕事を終えて帰って来るようなものなのです・・・、そうなのです、悲しいかな・・・いつしか登山が仕事のようなものに成ってしまっていたのです・・・おトしゃんはその事を深く反省し、もう少し違う楽しい人生もあるのではないか・・と考え、今日は公共交通機関を使って、皆んなで藻岩山に登る計画をしました♪

前回の塩谷丸山登山の時もそうでしたが、公共の乗り物でお出かけするのは不思議なもので、何故か?遠足のような気分になるのです♪?♪?

 朝8時、地下鉄円山公園駅に S本部長、I さん、おトしゃんが、集合。8時12分の旭山公園行きのバスに乗るのです♪
 バスを待つ間・・・、とりとめのないが故に浮世の貴重な、お話をしてお互いを思いやるのです♪
 

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 おトしゃんは札幌市のバスに乗ったのは何十年振りではないだろうか!と、はしゃいでました♪
 そうなのです、今日の気分は藻岩山の子供遠足のようなものなのです♪
 ここまで、送ってくれたバスが急に友達のように思えてきました♪
 こうして、あえて脱自動車と云う非効率な事をしているから、バスにも友情を感じるのですね♪


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 おトしゃん達には藻岩山登山道は通学路のような感じなのです♪歩くだけで嬉しいのです♪


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 今日はいつもの頂上とは違うのです・・・
 そうなのです自家用自動車に乗らないで頂上まで来たのです・・・
 なので、なんとなく誇らしいのです。


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※ここで重大な事実に気がつきました♪
 いつもは頂上に着いたら、また駐車場に戻るのですが、今日は100%自由なのです♪
 何処に行ってもいいのです♪
 なので、下りは雪友荘コースで下山です♪

 国道◯◯線でバスを待つのです♪
 おトしゃんは、全く経験もないのですが・・・皆んなで路端に座って、ヒッチハイキングみたいだねぇ~と、大喜びしてました。


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 バスを途中下車して、お蕎麦屋さんに立ち寄るのも自由なのです♪
 勿論、誰も自動車の運転をしないので、皆んな平等にビールも頂くのです♪
 ぁぁなんと幸せなのでしょうか!


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 S本部長は、ここからは路面電車で大通りまで行きましょう!と案内してくれました。
 市電に乗るなんて・・・45年振りなのではないでしょうか♪


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 数十年振りに市電に乗ったおトしゃんは、懸命にバスと市電の違いを考えてました・・・
 そして、この年齢になってやっと解かったと、喜んでました。
 そうなのです、バスは忙しいのです。バス停の方に寄ったり、他の車を避けたり、道をくねくね進むのです!、ぁぁ市電は、何処までも線路を悠々と真っ直ぐに進むのです!単純なのです。そうなのですブレない安心感が市電にはあったのです・・・おトしゃんは、今後の自分の生き方の参考にする・・・と、近未来の希望を市電に見出したようです♪昔はレールに乗っかったような人生は絶対にイヤだ・・と言っていたのに???
 おトしゃんを見ていると、ヒトは都合の良いように変わるのが常なのでしょうか、と思ってしまいます ♪ ♪ ♪

 


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 大通りからは、地下鉄で帰宅です。

 今日は、皆が、まるで違う街に来たみたいだねぇ~と大喜びでした♪
 都市秘境探検まで楽しめたのです♪
 時間は、いつもの藻岩山登山より掛かりました。でも得られた遠足気分で皆が、かけがえの無い子供の頃の気持ちに帰ったような、楽しかった素晴らしい忘れえぬ記憶として脳裏に刻まれたことでしょう・・・♪

  
 
 
 
 

投稿者 choko : 16:00 | コメント (0)

2012年07月13日

電子拡大読書器実用化実験♪

 例の電子拡大読書器ですが、会社で、何とか成りそうな希望か持てたので、お家で本格的に実用化に向けて実際に使って本を読んでみました♪

 テーブルの上にカメラを取り付けた三脚を置いて、本を写します。
 カメラとパソコンを接続して画面に本を表示します。

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 パソコンの画面に実際の本の大きさの4倍に写ります。
 文字も4倍大きく成るのです♪

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小さい文庫本なので手で押さえていなければ、紙がめくれてしまいます・・・

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 文鎮の代りのさばの味噌煮缶詰で、本を押さえます。


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おトしゃんがお家で使っている画面は対角で75cmなので、この画面に文庫本を写すとこんなに大きくなるのです♪

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 こうして、おトしゃんは久し振りに、一昨日、昨日と文庫本を2冊も読めたのです♪
 なんと素晴らしい装置でしょうか?
 おトしゃんは、この装置の利点を以下に述べてました。

① テーブルに向かって椅子に座り、背筋をキチンと伸ばして行儀よく本を読むので正しい姿勢になる♪
② 寝ながらだらしない姿勢で読むのと違って、本の内容も良く理解出来る♪
③ テーブルの上にはビールやおつまみも置いて、飲みながら読書が出来る♪
④ 本を裁断したり、スキャナーに読み込ませる手間も掛からない♪

 それでは、100%、この工夫は良いか?と問われるとやはり改良点が発見されました。

① ピント合わせが微妙で煩わしい。補助照明等を付けて被写体深度を深くしてはどうだろうか?
② カメラのユーティリティソフトをパソコンで立ち上げたりで、パソコンの知識が、ほんの少し必要だ。
③ もっと手軽に移動できる簡便性が欲しい。
④ 自動ページめくり器を付け、やっぱり、寝ながらゴロゴロして鮭トバを食べたりしながら読みたい。

 と云う訳で、更なる工夫を目指すようです♪



投稿者 choko : 12:01 | コメント (4)

2012年07月10日

電子拡大読書器のようなもの?

 ぁああ~ 例によって、おトしゃんは会社の隅っこで何か怪しげな事をしてます???

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 写真に撮って画像ファイルとして記録しているのではないようです?
 シャッターも押さないで、小さな文庫本をカメラで写しているだけなのです。
 そのカメラの画像をパソコンの大型ディスプレイに写して本を読む実験なのです?

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 最近、緑内障のお目目の具合がますます芳しくないので『本』を読むのも大変辛くなってきたのです。かと云って本を読まないでボンヤリしている人生もつまらないのです・・・
 おトしゃんは考えました・・・
 以前に試みたように、電子書籍作成システムで、本をバラバラにしてスキャナーで読み込んで電子ブックにして、それをパソコンで拡大表示して読むのはどうだろうか?

 でも、さっと、読むのその度に本を分解するのも面倒なのです、まして新聞を読む時などどうしたらよいのでしょうか?


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 当たり前の事ですが、わぁ~♪ なんと素晴らしい事でしょうか?
 新聞の文字が大きく見えます♪

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  でも、今までおトしゃんが考えた工夫でまともに役に立った事例は皆無なのです・・・
  おトしゃんの工夫はなぜかいつも工夫が足りなく実用化を断念するのです???・・
  でも自分自身がこう云う物が必要なので、めげないで、今後、更に電子拡大読書器のようなものの実験を続けてみる・・・と未来への希望を語ってました♪
 

 


投稿者 choko : 11:40 | コメント (2)

2012年07月09日

霧の佐幌岳♪

 夏は涼しい山に登りましょう・・・と云う事で、S本部長の案内、N支部長の運転で、おトしゃんは狩勝峠の近くの佐幌岳登山です。

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 あいにく、お天気は濃霧と云う事で、霧の中を歩くのです。
 頂上も、霧の中です。しばらくは牛乳を飲まなくても良いのではないのでしょうか・・・

 かろうじて見えるのは方位盤と、

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頂上の岩だけです。

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 他は全て、霧しか見えません。


 方位盤の北の方面には、以前、わたしが連れて行ってもらった、十勝岳や美瑛岳の名前も刻まれてました・・・

 (写真の上が北の方向です)
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 霧の向こうのあっちの方向の山の上を、昔、わたしは歩いていたのです。
 もう、遠い昔の事は霧の向こうの事と同じ事なのです・・・
 
 おトしゃんの記憶も霧のようになって来ているようなのです・・・
 霧の中を追憶に浸りながら嬉しそうに歩いていましたから♪
  
 
 

 
 

投稿者 choko : 10:35 | コメント (0)

2012年07月07日

orquestaのようなもの♪

 3回目のラ・クンパルシータの練習です♪
 今回は、諸般の事情を鑑みて、プロが利用するような専門の音楽スタジオで練習なのです♪
 ここは有料の音楽スタジオなのです♪一時間〇〇円なので、モトをとろうと少しだけ真剣なのです♪
 空調+防音仕様なので思いっきり弾けます♪

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 皆んなが超ヘタなので、おたがいに思いやる心が生まれるのです♪
 これは、大変大事な心の有り様うではないでしょうか?
 お互いに敬愛し、助け合うのです♪
 
 お姫様達が嬉しそうにお話をしております♪ 
 何のお話をしているのでしょうか??
 おトしゃんは、たぶん・・・お姫様達は、『お互いに・・・旦那様の、ご飯の仕度やお弁当作りが大変ですねぇ::』と言っているようではないのではないか?と推察してましたが・・・?

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 超下手でもいのです。夢が有るのです♪遠い将来にCDを出そうと云う夢を皆んなで共有しました♪
  
 100年後に、そのCDを聴いた世界の誰かが、『ブラボー!』と、大賞賛してくれるかもしれないのです♪
 この世は、なんでも可能性が有りなのです♪
 
 と、云う事で、未来の夢に向かって、先ずはCDのカバーの写真撮影です♪
 この瞬間!、皆んなが嬉しいのです♪
 阿呆らしい事に生きている幸せなのでしょうか♪・・・
 リーダーのSさんが居なくても頑張っているのです♪・・・

 皆んな、イイ笑顔ですね♪・・・
 皆んなの、素晴らしい記憶として、この一瞬が脳裏に刻まれることでしょう・・・♪ 
 二胡+チェンバロ+アルトサックス+ピアノ+バンドネオン+ギター(Sさんは仕事多忙で次回の参加予定)の演奏なのですから♪
 全世界70億人のこの世に、この様な組合わせの『ラ・クンパルシータ』はないようなのです・・・
 

 ド素人の集まりは、名前が無い・・・orquestaのようなものなのでしょうか♪
 
 もちろん、もっとも大事な反省会は3時間・・・討論しました♪
 
 
 
 
 

投稿者 choko : 19:54 | コメント (2)

2012年07月03日

がったんごっとん大旅行 最終回 

 あれこれ用事も終え、田野畑村から宮古市に向かいます。
 途中、高い山、深い谷が幾重にも連なります。
 昔は、それはそれは大変な難儀を強いられた道だそうです。

 現代では、天空に橋が架かってます。(写真は田野畑村HPから)

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自動車を停めてもらって、橋の上から谷底の縦長写真のようなものを写してみました。
谷底から120mもの高さだそうです。
恐ろしい高さで、眩暈がします。

 (↓②観光関連)
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 あの震災後、明日への希望を断たれたヒトが、何人も、ここから飛び降りた・・・そうです・・・
 なんとむごいことでしょう・・・
 

 田老漁港の世界最大級の防波堤は、それなりに頑張ったのです・・・しかし今回の未曾有の大津波で、あちこちが破壊され流され喪失されてます・・・

 (↓③震災関連)
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 ビルの高さほどもある巨大防波堤に登ってみました。

 (↓③震災関連)
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 ここから見る光景は一部の高台の建物以外は、失われて基礎コンクリートの土台が残り、そこに悲しく、ペンペン草が茂ってます。海側には、仮のプレハブ漁業設備の建設中です。
 (防波堤の交差点から撮したパノラマ写真です。)

 (↓③震災関連)
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 ↑ の パノラマ写真は ↓ の地図の X 字型の防波堤の交差点で撮したものです。
 写真をマウスで右クリックし、 [ 新しいウインドウで開く ] をクリックしてパノラマ写真を表示して、地図と一緒に見ると、現地に佇む感じが得られると思います。
 ②の部分、③の部分があちこち破壊されてます・・・

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 険しい山や谷を越えて生きる人々、圧政に立ち向かい誇りを持って生きる人々、海の恵みを大切にして生きる人々、そんな生きる営みを、一瞬にして葬り去る、大自然、それでも、堤防を築き、それを流されても、めげないで生きる人々、・・・大自然とヒトとの壮大な交響曲が聞こえたような気がした三閉伊の旅でした♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 帰路、新青森駅までは、例の『うなぎ』に似ているとバカにした新型新幹線です。
 
 (↓①駅弁・鉄道関連)
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 函館からは、ゴロンとした『巨大おたまじゃくし』型の列車に乗り換えです。

 (↓①駅弁・鉄道関連)
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 函館で購入の駅弁は『みがき鰊弁当』です♪

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 この後は札幌まで乗り換えも無いので、少しお仕事をしようとノートパソコン取り出し・・・・・・・・・・・しようと思ったら、ぁれれ???・・ナイのです!カバンの中にもわたしのお腹の下にも何処にもナイのです???ノートパソコンが???

(↓①駅弁・鉄道関連)
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 大変な事が起こりました!
 何処に忘れたのでしょうか?
 例の『うなぎ型新幹線』に忘れたようです?
 昔、工事現場で働いていたおトしゃんは、荷物を持って移動する時は必ず沈着冷静に指差確認をしていたはずなのです???
 どうしてなのでしょうか?

 これこそ、『はやぶさ』を『うなぎ』とバカにした祟りだったのです!
 それ以外考えられません。
 やはり『はやぶさ』は、気分を害していたのでしょう・・・
 おトしゃんが『うなぎ』・・・と言った時、ガタン!と怒りで震えてましたから・・・
 ぁぁ・・・因果応報。。。没法師。。。ですね♪

 このような時はどうしたらいいのでしょうか?
 車掌さんのおじさんに、これこれしかじか話しました。
 JR北海道の車掌さんはJR東日本の担当の方と連絡を取り『はやぶさ』の座席に忘れていたパソコンを見つけてくれました。
 新青森駅まで取りに行けないので宅配便で送ってもらうことにしました♪

 3日後、無事に届きました♪
 当然、送料は着払いで受取り側の負担ですが、梱包の箱代や手間代は請求されてません。とっても申し訳なく、ありがたく好意を受けました♪


 (↓①駅弁・鉄道関連)
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 昔の大一揆、その心を受け継ぐ心、それを守り未来に受け渡す心、忘れ物を届けてくれる心・・・

 『がったんごっとん大旅行』をして、おトしゃんは、改めて、思ったようです。ヒトは信頼に値するものだ・・・と。

・・・・

 ところで、早坂さんの亡霊はどうなったのでしょうか?
 おトしゃんは、わたしに言ってました・・・
 「
  もともと、あそこには、早坂さんの亡霊は居なかったのだよ!
  実は早坂さんの亡霊は私の背中に張り付いていたようだった・・・
  最近、登山の度にリュックサックが重く感じていたのもその影響があったようだ・・・
  今回、あの資料館の早坂文庫に入って、胸が締め付けられた、あの瞬間、私の背中から彼の亡霊が離れ、早坂文庫を永遠の居場所にしたようだ・・・
  そのせいか?こないだの登山では背中がとっても軽く、快適に歩けた♪
 」
 
 と、人生の重荷を下ろしたように、喜んでました。
 と、云うことは、亡霊には、そこそこの重さが有るのですねぇ♪

 ・・・でも、背中がスースーする、なんだか寂しいかもしれない・・・言ってました。
 
 わたしは、囁きました・・・
 「
  おトしゃん・・・
  寂しくなったら、またあそこに一緒に行きましょう!
  早坂さんやわたしと生きた頃の記憶がアザヤカに甦えりますよぉ♪
 」
 と。

 ※
 盛岡のTさん。田野畑村民俗資料館のSさん。たくさんお世話になり、ありがとうございました。
 

 



投稿者 choko : 17:33 | コメント (4)

2012年07月02日

がったんごっとん大旅行④

 と云う訳で、田野畑村民俗資料館におじゃましました。
 わぁ~・・・、、一揆の小◯の旗やら、槍や鞍等々展示されてます。

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 そして、ありました!。入館者の通路の正面に、うやうやしく置いてあるのです♪
 わたしの勤務先だった㈱福本工業より15年前に出版された『幻の老人 切牛の万六 弘化四年南部盛岡領遠野強訴覚書』 の本が・・・


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 右側には、おトしゃんの田野畑村訪問の全てを手配してくださり、一揆研究家の大家で古文書解読の専門家の武田功さんが本文を書き、編集し、後書きを早坂さんが書いていた『岩手の民衆史』15巻も並んでます♪

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 ぁぁ、そして隣のお部屋には『早坂文庫』がありました♪
 本の背中には誇らしげに赤い分類ラベルが貼られてます♪


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 早坂さんが生前、一言一句でも一揆との関連性があれば見逃すまいと集め、読破し、勉強をしていた膨大な本が安住の地を得たのです♪

 おトしゃんにとって、なんと懐かしい光景でしょう・・・これらの本にはほとんど目をとおしました。と云うかチラチラ見ただけです。
 昔、早坂さんは本を入手したら、いつもおトしゃんにも読めと貸してくれたのです・・・
 しかし、おトしゃんは歴史等にもあまり興味がなかったので、大半はパラパラとかいつまんで見て早坂さんに話を合わしてました♪
 でも、表紙や背表紙は今でも憶えているのです。
 まだ、知識欲に燃えていた純真な頃だったのですね♪


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 なんと、写真の左下の北海道文学大辞典の左隣には『ワンワンの会社勤務全5巻』も並んでます♪あの本は、早坂さんの葬儀の事や瓶詰の作り方等は書いてありますが一揆の事は書いてません。でも、彼の蔵書を守る事がお役所で決まったのですから、これからは、他の重要な本と一緒に守られ、未来に伝えられるのです♪それ故、今後はあまり役にたたない本と世間様に揶揄される事はないのではないでしょうか♪


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 さらに、横の棚には『早坂資料』として、たくさんの資料が分類番号シールを貼って整理されているのです。


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 おトしゃんは、ここ早坂文庫の思い出深い本や資料に囲まれたとたんに、懐かしさで急に胸がしめつけられ苦しくなった・・・と言ってました。
 確かに、ここには、おトしゃんの若い頃からの人生も一部ですが、絡まっているのです。おトしゃんにとっては、40年ものの年月を、呑み友達で、碁仇で、人生の師で戦友であった彼が心血を注いだ対象の全てが有るのですから、心臓が苦しくなるのも致し方がないことです・・・
 
 でも、本当は懐かしさでなく、心臓周辺の血管が詰まってきているからなのではないのでしょうか?


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 驚いたことに、おトしゃんの名前が書いてあるファイルもありました???
 どんな資料が入っているのでしょうか?
 おトしゃん関連であればくだらない資料にきまってます。本人もその事は良く解っているようで、全く興味が無いようで中を見もしないで、アッチを向いてました。もしかしておトしゃんに都合の悪い資料でもあるのでしょうか?


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 更に隣の部屋では、38年前に購入した『日本庶民生活史料集成全巻』と対面しました。
 おトしゃんには書庫の中のこの全集がおトしゃんに微笑んでいるように感じたようです・・・
 当時、この全集を買うか?買うまいか?3日3晩も悩んだそうなので、愛着があるのでしょうね。 やはり38年前のおトしゃんの当時の心の有り様が本の背表紙を見て自分自身に甦ったのでしょうか♪
 本には、読まなくてもそんな力も有るのですね♪


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 こうした、膨大な書籍や資料を後世のヒト達が研究の参考にしやすいようにと、大震災で困難な時なのに、関係者の方々が分類整理して目録を作成してくれたのです。


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 図書目録には 資料名--ワンワンの会社勤務  著者名--福本チヨ とあります?
 わたしがチョコと云う名のワンワンだとは、解らないのはやはり当然な事なのでしょうねぇ~♪

(写真はマウスクリックで大きくなります)
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 資料目録には、ワンワンの会社勤務  福本チョコ作 と正しくありました♪
 そして、驚くことに3行下に『第2回三浦・青木賞選考会受賞パーテー』の資料も有るよ、と目録に載ってます?
 そういえば、あのパーテーに来ていたのでしょうか???
 思い出すと、早坂さんは物持ちの良いヒトでした。わたしがおトしゃんと遊びに行った時に食べ残した「ササミゴロゴロ缶詰」も、大切に保存してくれていて、翌週に行った時に出してくれたものでした・・・

(写真はマウスクリックで大きくなります)
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 この場所で、おトしゃんには早坂さんの本やら資料をゆっくり見てもしょうがないのです。なにせ40年間十分に見聞きしていたのですから・・・

 室内に居るより青い空の下が良いのです。
 せっかくだからと、今回お世話になりっぱなしの武田功氏と銅像の前で記念写真です。


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 Tさんは、早坂さんの大恩人なのです。
 おトしゃんも早坂さんを通じて35年前から、そして今回も、お世話になっているのです。
 当時、岩手県から遠き札幌で、たった一人でコツコツと三閉伊一揆の研究をしていた早坂さんに、指導し、研究の協力をしてくれ、『切牛の万六』出版の時も多大な力になって頂いたのです。
 今回の『早坂文庫』の件もTさんが最大の理解者であり、推進者であったのです♪

 今となっては叶わぬ事ですが、できたらあの像の前に、早坂氏が左側に立ち、Tさんが右側に座して棒を持った写真にしたかったです・・・あの一揆の指導者達の怨念を引き継ぐ二人の記念写真として・・・

 おトしゃんは、早坂氏の代理人と云うか、ただの野次馬なのですから。

 ところで、亡霊はどうしたのでしょうか? 
 ※次回に続く・・・



投稿者 choko : 16:30 | コメント (4)

2012年07月01日

がったんごっとん大旅行③

 Tさんは、資料館に入館する前に『三閉伊一揆の像』を見ませんか?
と云う事で、資料館敷地の奥の一揆の像です。
 後方の屋根がうねうねした建物が『田野畑村民俗資料館』です。
 屋根のうねうねは、田野畑村周辺の山なみを表現しているそうです。
 石碑には、あれこれ難しい事がかいてありますが、おトしゃんはあまり興味が無いのです。どちらかと云うとパノラマ写真を撮りに来たと云うのが本音のようです。
 
 とにかく、天気が良いのがなによりです♪
 一揆の像も『未来は明るい・・・』と言っているようです♪
 これが、雨降りだったら、一揆の像も泣いているように見える事でしょう♪

(↓④亡霊関連) マウスクリックで、たぶん・・・世界初の『三閉伊一揆の像』のパノラマ写真です♪
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パノラマ写真に写っている石碑の文をキチンと読みたいヒトは、以下を読んで下さい。

碑文
  弘化嘉永年間南部藩の財政は極度に窮乏し沿岸部の野田宮古大槌の三閉伊に対する課税は苛酷をきわめ漁業権は剥奪され農漁民は鉄山で酷使されるという想像以上の悪政が続けられた。弘化四年(一八四七)に切牛弥五兵衛を先導に一万数千人が遠野南部へ嘉永六年(一八五三)には田野畑太助を先導に総勢二万数千人がたちあがり仙台藩に向って南下した。参加者は若者が先頭に立ち野ら着のままでひえ麦みそなどを入れたかますを背負い日やけした顔に目だけが光っていた。数カ月におよぶ悪政への苦闘の抵抗は農漁民の勇気と強い意志と団結によって腐敗した藩政を根本から変革し農漁民みずから生きぬいたのである。今ここに偉大な二人の指導者を代表としさらにはこの一揆に危険をかえりみずともに行動した先人のすべてを顕彰しその霊をなぐさめるとともにこの像が永遠に田野畑村のいしずえとならんことを念願する。昭和四十六年五月二十七日  田野畑村先覚者切牛弥五兵衛田野畑太助記念像建立期成会

 ※次回に続く・・・
 


 

投稿者 choko : 19:42 | コメント (4)