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2018年10月01日

I S S の写真♪

 おや?何の写真でしょう?

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 もしかして、あれでしょうか?

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 そうなのです!
 北海道科学大学のM教授から提供して頂き、このブログへの掲載も承諾して頂いた、例の I S S (国際宇宙ステーション)の写真です♪

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 撮影した場所は、陸別町の天文台だそうです。
 
以下、M教授からの説明コメントをコピペしました♪

「なんか説明してよ~」という天の声が聞こえたので少し解説

ISSの形状がわかる程度でしたら望遠鏡の倍率で100倍、高くても200倍もあれば十分です。このブログの写真は口径115cmの一般公開している望遠鏡では国内最大の陸別の望遠鏡で撮影したものです。それでも使用したアイビース(接眼レンズ)から考えると230倍くらいで見ているのかと。あとは、そこを覗くように取り付けているデジタル一眼レフで、視野角を狭めているのてはないかと思います。
ニコンの月撮影用のP900でも撮影できそうです。ただし、知識や技術だけでなく運(タイミングよくファインダーに入って、その瞬間にシャッターが切れる)が大きく作用します。

ブログの写真は動画をキャプチャしたものです。動画ではほぼずっとフレーム内にISSの姿があります。例えるものが思い浮かびませんが、土星がもし16倍の速さで移動していたら、赤道儀なしに200倍の倍率の望遠鏡で追うのは極めて難しいということに近いかも。例えが意味不明ですね。
プロゴルファーの打球を、ゴルフボールのみでフレームいっぱいにして追うような感じといった方がわかりやすいかも(かなりいい加減ですが)

富山の天文台は災害で閉館中ですので、陸別が日本で唯一ISSを追尾して撮影できる天文台になりました。これで10/6の夕刻に予定しているISSからの超小型人工衛星の放出が撮影出来たら最高です(^^♪

とりあえずGPSのロールオーバー問題をTLEのパラメータの補正で、望遠鏡を正常に動かした世界初の事例だと思います。おかげで陸別に何度も行って、十勝川温泉に宿泊できました。人工衛星の軌道計算は難しすぎです。人工衛星は地球を周回していて、地球は太陽を周回し、その太陽系も天の川銀河の中では辺境の地、さらにISSの軌道ではごくわずかに空気があるのでその抗力も無視できません。まぁ、地球が太陽の周りを回っていることを計算式に入れるだけでほとんど解決しましたが。
ちなみに、軌道要素の表現の世界標準であるTLEは、初代国立天文台長の古在由秀がスプートニクが打上げられるよりも前に考案したと記憶しています。違ったかな?

投稿者 choko : 2018年10月01日 11:18

コメント

マリオ?さん。

 貴重な写真を提供して頂き、ありがとうございます。
 しかも、丁寧な解説までしていただき感謝します。
 説明を読むと、追尾して撮影したこの写真はなかなか貴重なのですね!
 
 ゴルフボールをTVカメラで追うたとえ話で理解できました♪
 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2018年10月02日 09:18

あさみさん。

 私は今まで、TVや新聞でISSの事が報道されても、ほとんど興味が無かったのですが、こうして身近な仲間たちが写真を撮ってくれたり解説をしてもらっているうちにISSに興味を持ってきました♪
 確かに乗ってはみたい気持ちもするのですが、写真のように縦に成ったり横に成ったりひっくりかえったりするのであれば目が回ってしまいますね(笑)

投稿者 チョコのおトしゃん : 2018年10月02日 09:13

おトしゃん

「なんか説明してよ~」という天の声が聞こえたので少し解説

ISSの形状がわかる程度でしたら望遠鏡の倍率で100倍、高くても200倍もあれば十分です。このブログの写真は口径115cmの一般公開している望遠鏡では国内最大の陸別の望遠鏡で撮影したものです。それでも使用したアイビース(接眼レンズ)から考えると230倍くらいで見ているのかと。あとは、そこを覗くように取り付けているデジタル一眼レフで、視野角を狭めているのてはないかと思います。
ニコンの月撮影用のP900でも撮影できそうです。ただし、知識や技術だけでなく運(タイミングよくファインダーに入って、その瞬間にシャッターが切れる)が大きく作用します。

ブログの写真は動画をキャプチャしたものです。動画ではほぼずっとフレーム内にISSの姿があります。例えるものが思い浮かびませんが、土星がもし16倍の速さで移動していたら、赤道儀なしに200倍の倍率の望遠鏡で追うのは極めて難しいということに近いかも。例えが意味不明ですね。
プロゴルファーの打球を、ゴルフボールのみでフレームいっぱいにして追うような感じといった方がわかりやすいかも(かなりいい加減ですが)

富山の天文台は災害で閉館中ですので、陸別が日本で唯一ISSを追尾して撮影できる天文台になりました。これで10/6の夕刻に予定しているISSからの超小型人工衛星の放出が撮影出来たら最高です(^^♪

とりあえずGPSのロールオーバー問題をTLEのパラメータの補正で、望遠鏡を正常に動かした世界初の事例だと思います。おかげで陸別に何度も行って、十勝川温泉に宿泊できました。人工衛星の軌道計算は難しすぎです。人工衛星は地球を周回していて、地球は太陽を周回し、その太陽系も天の川銀河の中では辺境の地、さらにISSの軌道ではごくわずかに空気があるのでその抗力も無視できません。まぁ、地球が太陽の周りを回っていることを計算式に入れるだけでほとんど解決しましたが。
ちなみに、軌道要素の表現の世界標準であるTLEは、初代国立天文台長の古在由秀がスプートニクが打上げられるよりも前に考案したと記憶しています。違ったかな?

投稿者 マリオ?? : 2018年10月01日 18:39

おとしゃまへ

実際にとんでいるところなんて、すごいですね!。
肉眼じゃぜったいに見る事の出来ないものですよね。
あれからなんとなくISSのことも調べたりしてみました。
しらべてみると、あのニュースはこれだったのか!と
少し思い当たりました。
宇宙ステーションに行った人達はまた行ってみたいと
言っていますね。想像もできない体験をたくさんしているんだと思いました。

今日も雑多に暮らしている私たちの地球を宇宙から
見ているんだと思うとうらやましいですが、
閉所恐怖症なので私はあの空間にはたえられそうにないです。

投稿者 あさみ : 2018年10月01日 13:59

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