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2006年05月17日

「札幌、江別、北広島三市境界点」

 オフィスのある札幌エレクトロニクスセンターに通うため、筆者は野幌森林公園の縁を走る厚別青葉通りともみじ台通を利用している。青葉通りは札幌市と北広島市の境界に、もみじ台通は札幌市と江別市の境界に沿っている。この関係で青葉通からもみじ台通につながるところの近くに札幌、江別、北広島の三市の境界点が現れる。

 地図には当然ながらこの三市の境界点の位置が示されているけれど、実際のところこの境界点はどうなっているのか見たくなった。地図にはもみじ台南側緑地(札幌市)でパークゴルフ場になっている場所の近くにこの境界点があるので、歩いて行けそうである。札幌市と北広島市の境界になっている熊の沢川を横切って、北広島市側にある農家の敷地に入り込んだ。そこに居合わせた土地の所有者らしき人に境界点の位置を聞いたら、すぐにその場所に案内してくれた。これが三市の境界点と説明してくれたところには写真の礎石があるだけである。ここしかない三市の境界点なら、秘境探索ツアーに組み込め、その時はここに看板が建つかも知れないなどと思った。

三市境界点礎石A.jpg

 ここから札幌側には、写真の熊の沢川を越えて川の向う側にすこし高いなった雑木林があり、それを突き抜けると厚別青葉通の端あたりにぶつかる。そこにはもみじ台南中学校があり、この学校は青葉通りともみじ台通の二つの通に面してある。境界点の江別側も雑木林が続き、ここはもう国有地の野幌森林公園である。境界点付近は国有林や財務局の道路用の土地があり、持ち主が国、市、民間と複雑になっている点も説明してくれる。

 境界点傍の熊の沢川は元々は清流だったのが、土地換えなどでこの川の上流(江別市)に移った酪農家が、搾乳に際して洗浄した後の汚水をこの川に流すため、「ざりがに」や「うぐい」が死滅してしまったことなども語ってくれた。秘境探検だったのに、予期もしなかった環境汚染問題に出くわしてしまった。 

三市境界点川A.jpg

投稿者 esra : 2006年05月17日 00:02

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